丹波で歯医者で自転車で

河原歯科医院のコラムです
医院からのお知らせ、歯の話、つぶやきなど気ままに書いてゆきます
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嬉しい言葉 哀しい言葉
ようやく春の兆しが見えてきました。さくらんぼの木に
花が咲きました。 いい季節になります。

毎日仕事をしていると色々な方が来られます。そしてお話をしていると
嬉しいことや哀しいことが起こります。
例えば  嬉しい言葉
・お蔭様で良くなりました
・よく寝ることが出来ました
・○○さんに紹介されて来ました
・近くにいてくれて安心です
・さすがプロですね
・孫までお世話になっています
・おいしく食事が出来ました
・綺麗になりました
・助かりました
時には床に正座してお礼を言ってくださるおばあちゃんもいました。
こういう言葉が何より嬉しいですね。仕事の励みになります。

まったく逆の場合 哀しい言葉
・まあこんなものでしょう(上から目線)
・薬のおかげで良くなりました(治療したからです)
・「・・・・」しゃべらない、返事しない(一番困る)
・それは本当ですか?(ネット情報の信じすぎ)
・何でもいいから間に合わせて(そんなむちゃな)
・余計にに痛くなった(すみません、そんなこともあるのです)
・二度と来るか!(幼稚園の子が帰り際に)
・歯医者は嫌いです(治療が嫌いなんでしょ、人格否定しないでね)

両者に共通している点ははちゃんとあいさつできる方とそうでない方です。
まあ、いずれにしろ足を運んでくださることには感謝です。
叱咤激励と受け止めて仕事にフィードバックしなくては ですね。
歯医者アルアルでした。
| 歯のはなし | 14:48 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |↑PAGE TOP
リニューアル
年末から新年にかけて診療台の入れ替えとリフォームを
行いました。

寒い中夜遅くまで一生懸命に工事をしてくださった方々に感謝です。
予定より大掛かりになり費用もかさみましたが
綺麗になって働きやすくなり気分も一新です。

診療台の入れ替えはこれで3回目ですがおよそ10数年使用できます。
さてさて、年齢を考えるとこれが最後の入れ替えになるのかと
少し寂しい気分ですがそのころは何をしているのでしょうね。

医療機器の進歩は目を見張るものがあります。レントゲンもデジタル化
歯科用CTや3Dでの映像化、自動でセラミックのブロックを削りだして
詰め物や冠を数時間で仕上げてしまう装置などすばらしいものがあります。
ただしとても高価ですが。

かと言って機械が全てしてくれるのかと言うと、やはり最後は
人の手ですし、技術であり経験でありセンスです。
まああと何年歯科を通じて貢献できるかわかりませんが
毎日が勉強ですね。
(しかし物忘れがひどい、特にカタカナの言葉・・。)
| 歯のはなし | 15:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |↑PAGE TOP
フッ素洗口会
11月8日は、いい歯の日です。その関連事業として フッ素洗口会を行いました。
約100名の親子さんにお越し頂き盛況でした。


兵庫県歯科医師会のキャラクター「でん太」君は、いつも子供たちの人気者です。
O先生汗だくでご苦労様でした。
そして丹波地域で活動されている衛生士さん達の劇団「ミント」
虫歯やフッ素を子供にわかりやすく楽しく演じていただきました。
熱演ご苦労様でした。


その後皆さんにフッ素洗口を体験していただきました。
来られた保護者の方々はお子様の健康に関心の高い方々ですし子供さんたちは
騒ぐ子もいずに皆さんおりこうさんに熱心に取り組んでいただきました。

皆さん手弁当で参加いただいたのですが日常の診療を離れ 力を合わせ
汗をかくことに充実感を感じていただいたようです。
我々も大いに勉強になりました。
参加していただいた先生方ご苦労様でした。
| 歯のはなし | 10:23 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |↑PAGE TOP
8020(ハチマルニーマル)達成者
 8020という言葉もかなり浸透してきたように思います。
(80歳になっても20本以上の歯を有する事)

厚生労働省が平成23年11月に実施した、平成23年歯科疾患実態調査
によると、8020達成者(80歳で20本以上の歯を有する者の割合)は
38.3%と推計されています。

20本以上の歯を有する者の割合は、75〜79歳で47.6%、80〜84歳で28.9%。
この単純平均から算出された値です。
なお、今回の被調査者数は4,253人(男1,812人、女2,441人)。

ということで元気なお年寄りがどんどん増えてきています。
歯が健康や寿命に大きく関わるのは周知の事実です。

昔は老人イコール入れ歯でしたが大きくイメージが変わってきました。
背筋の伸びた元気なお年寄りは活力があります。

人生最後の時まで美味しく食事がしたいですね。
どんどん歯医者を活用してください。
80歳になっても20歳の気持ちでいることができれば最高です。

| 歯のはなし | 14:18 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |↑PAGE TOP
研修
 日曜日は床矯正の研修でした。
大阪駅はリニューアルですごいことになっていますね。
迷子になりそうでした。

鈴木先生の講演ははいつも予定より早く始まります。伝えたいことがいっぱいあるので
10時の予定が9時20分には話し始められました。

途中トイレタイム2回で、昼休憩なし、お弁当を食べながら講義を聴きます。
夕刻5時まで缶詰めでした。
お尻が痛くなり疲れましたが、いつも来てよかったと思える研修でした。

普通はよかったと思える研修にはなかなか出会ず、時間とお金を捨てることが
多いのです。

すばらしい症例の数々と失敗例(これが大切です)をたっぷりと見せて頂き
満腹しました。


少しお話しする機会が会ったので、息子が東京で先生の研修を受けますと
お話しすると「親子でいいねぇー。」と喜んでいただきました。

高齢者の仲間入りをされた先生ですがエネルギッシュで常にクリエイティブ。
歯に対する情熱は大いに見習うべきです。

| 歯のはなし | 15:14 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |↑PAGE TOP
102才
 
現在102才のおじいさんが通院されています。
明治の42年生まれ、大正、昭和、平成と考えるとすごいことですね。
背筋もぴんとして受け答えもしっかりと大きな声でされます。
歩くのはゆっくりですが、目も耳も達者なようです。
当院の最高齢患者さんです。

長年使っていた義歯が合わなくなり新調したいとのこと。
現存歯は11本。それも健康の秘訣かも知れません。
肉、魚、野菜何でもおいしく食べられるようです。

自分が100歳になった時のことなど、想像も及びません。
どんな世の中になっているのでしょうね。

診療が終わって診察室を出られるときに
付き添う衛生士の手をぎゅっと握って行かれるのは
微笑ましいものがあります。

これも長寿の秘訣かもしれません。
| 歯のはなし | 10:11 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |↑PAGE TOP
現地の様子

現地で頑張っておられる歯科医の方々の記事を見つけました。

 

「すべての遺体を家族の元へ」歯科医1500人使命感
2011年4月15日 提供:読売新聞


 犠牲者が1万3000人を超えた東日本大震災では、遺体の身元の特定に協力するため、地元や全国各地から延べ約1500人の歯科医師が作業に参加している。

 経営する歯科医院が被災した人もいるほか、中には慣れない作業が精神的な負担となり、体調を崩す人もいる。歯科医たちは「すべての遺体を家族の元に返したい」と、黙々と身元確認を続けている。

 「口の中を見せていただきます」。宮城県石巻市の歯科医、三宅宏之さん(39)は、遺体の口を確認する前、いつも心の中でこうつぶやきながら手を合わせる。

 三宅さんは、震災発生4日目の先月14日から、同市の遺体安置所となっている旧石巻青果花き地方卸売市場で作業に従事しており、これまでに約800体の遺体を扱った。作業は歯科医3人1組で、運び込まれた遺体の歯並びや治療痕などを記録する。その記録は、遺体発見時の状況や所持品、身体的特徴などと共にファイルにまとめられ、行方不明者を捜す家族が訪れた際の身元確認の資料として使われる。

 場内は、電気が復旧しておらず、昼でも薄暗いまま。震災ひと月を過ぎても犠牲者の搬入は続く。4月中旬現在も数百の遺体が安置されており、肉親を捜す家族が頻繁に訪れる。

 家族が遺体に対面する時は作業を中断する。幼い娘の遺体を確認した母親が、冷たくなった体を温めるように半日抱きしめ続ける姿を目の当たりにしたこともあった。三宅さんにも5歳、8歳、10歳の3人の娘がおり、母親の悲しみが痛いほど伝わってきた。

 各地の歯科医師会は、事件や事故の際、警察の捜査に日常的に協力しているが、これほど多くの遺体の身元確認をするのは皆、初めてだ。宮城県歯科医師会で身元確認班の班長を務める江沢敏光さんは、「肉体的な負担だけでなく、遺族の悲しみに寄り添う作業で、皆、相当な精神的負担がかかっている」と話す。延べ270人の歯科医を派遣した東北大学(仙台市)などによると、中には精神的なショックを受けたり、体調を崩したりする人も出たという。

 一方、地元の歯科医には、津波の被害に遭っている人も多い。同県歯科医師会によると、県内の1005か所の歯科医院のうち、今月初旬時点で約300で診療ができなくなっている。三宅さんの歯科医院も2階まで水没し、再開のめども立たないままだ。だが、行方不明だった家族の遺体と対面した遺族から「せめて安らかに眠らせてあげたかった。どうもありがとう」と声をかけられると、「役に立てたのかもしれない」と思い、少しほっとするという。

 三宅さんは「歯科医として犠牲者のためにできることは、一人でも多くの人の生きた証しを記録すること」と考え、今後も作業を続けるという。(小泉朋子)

不明者の方が多数のため、まだまだ活動は続くと思われます。
やはり行かねば分らないことが多々あると思います。
日常ではテレビが普通に番組みをしていますし、震災の報道も少なくなってゆきます。
しかし現地はまだまだ長い苦悩の日々が続きます。
忘れてはいけません。
| 歯のはなし | 14:57 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |↑PAGE TOP
春よ来い
 今年は特に寒い日が続き雪もよく降ります。
私の所は兵庫県でも中央よりやや南よりなので
それほど積もりませんが、やはり寒いのはうれしくありません。

子供が高校生の頃までは信州や鉢伏によくスキーに行きましたが
今はほとんど遠ざかっています。

休日も自転車に全然乗れていません。体脂肪が増えつつあります。

ポーアイ側から見た神戸の夜景。美しいですね。写真はもうひとつですが。
さすが日本3大夜景のひとつです。
後は長崎と函館だそうです。


北海道のy先生から教えてもらった世界最小のタービンヘッド。
ヘッドの部分が従来のもの(下)と比べるとかなり小さいです。
口の小さいお子様や、開口障害の方などには威力を発揮しそうです。

医療機器は常に進歩しています。取捨選択が大変ですが機械に
振り回されないようにしなければ。


| 歯のはなし | 14:39 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |↑PAGE TOP
街角で
神戸で研修会があり行ってきました。
研修会場へ向かう途中で車も通りそうに無い
細い横断歩道がありました。
赤なので信号が変わるまでボーっと
立っていたら、向かいに小さい女の子を連れた
お母さんも信号待ちしていました。

その間に若者、カップルなどが続々来て
どんどん信号無視して渡って行きます。
一人立っている自分がバカらしく思えた
反面、こんなルールも守れない若者に
憤慨していました。

やっと信号が変わり、対面の親子とすれ違いざま
女の子が「青でやっと渡れたね。」
と嬉しそうにしている笑顔に
思わず微笑んでしまいました。
教育って大事ですね。


研修会はスマイルデンチャーと言うノンクラスプ義歯の研修でした。

金属のバネが無く、薄くて強度に優れているので審美性も高いと思います。
保険適用ではありませんが、欠損部の選択肢としてはいいと思います。
お気軽にお尋ね下さい。


| 歯のはなし | 16:40 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |↑PAGE TOP
研修
 歯周病は今や国民病で糖尿病など、多くの健康を害する
原因となっていることは次第に周知されてきました。

我々もさらに、予防、治療、指導に力を入れるべく歯周病の専門医を
横浜よりお招きして衛生士、歯科医師総勢70名で受講しました。

吉野先生、お若いのですがその探究心と歯科に対する愛情、情熱に
敬服しました。おそらく寝ているとき以外は歯のことを考えていらっしゃるのではと
思ったほどです。当日もフジテレビの小倉さんの 特ダネにVTR出演されて
非常にタイムリーな講習となりました。
 著名な方も多く患者さんで来られるようです。

皆さん長時間にもかかわらず、誰一人舟を漕ぐ方もなしに
熱心に聞き入っておられたことに、先生も感心しきりでした。

明日からの診療に取り入れて患者さんに還元できれば
すばらしいことです。

皆さんご苦労様でした。
| 歯のはなし | 10:30 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |↑PAGE TOP